魔界の水の精霊に生み出された、水の力の守護者。

一部で「魔王」と呼ばれている少女。最近、なにかを探しまわっているらしく、各地に出没して噂になっている。

【サクラ】
主人公。天使と悪魔の特徴をもった男の子。「魔素」の影響を受けない唯一の天使。もと「天界」の住人であるものの、天界の女王アナスタシアからの命を受けて魔界へ赴いたのち、とある事情から天界に戻ることができなくなってしまった。「天素」「魔素」を合成した術を得意としていたが、現在はほぼ「天素」を使用することができない。

【クロハ】
サクラの妹的な存在。その正体は、「禁断の鏡」の影響で生まれた、サクラの分身。本体はサクラの心の中におり、その身体はサクラの術によって維持しているため、サクラが睡眠したり、気絶したり、激しく消耗したりすると身体を維持できなくなる。そのとき、彼女の言うには「こころの裏側」に潜ってしまい、サクラからは一切の意思疎通ができなくなる。

【カザリ】
天界の風の精霊（正確には、風の精霊が生み出した存在）。魔界に行ったまま帰ってこないサクラを憂慮して、自らも魔界へ行ってしまう。魔素の影響で正気を失い、消えかかっていたところ、サクラと再会する。自身の最期を悟ったカザリは、自ら望んでサクラに吸収され、サクラの魂と同化した。